梅ログ

動いている

勉強を教わるためにしたことの話

習い事。教室に飛び込んでみるには勇気は足りないがやる気だけはある。

だからといってスキルのある知り合いにこういったお願い事をすると、時間が経つにつれて「付き合ってもらっている」という申し訳ない気持ちが増殖して続け辛い。

 

半年ほど知り合いから中国語を教わっていて、それまでの過程が私の中では良い具合だったのでメモとして残しておく。

 

取引先に、普段は日本語を使いこなしている台湾人男性がいる。彼は同僚から紹介されてできた飲み仲間だ。

中国語は既に中国人の知り合いに教わっていたが、思うように進まないでいたため、彼にもお願いすることにした。

依頼時には定期的に会って教えてほしいということと、以下の内容を伝えた。

 

・学んだ上でしたいこと、目標

ゴールが曖昧だと迷子になりやすい。

「約半年後の香港旅行で覚えておくべきフレーズ」を教えてもらうことにした。

教科書にする本も自分で用意して、何をどのように教えてほしいか伝えた。

 

・教えて貰う代わりにお礼をするということ

都度現金で支払うと伝えた。礼は不要だと言ってくれたが、すべきというよりもさせてほしかったため、何が欲しいか(何であれば受け取ってくれるのか)を聞いた。

話し合った結果、「illustratorの使い方(DTPデザインのコツ)を教えること」となった。職業スキルが活かされた。

 

言質が取れたらその場で実行する日を決めた。どんなにハッピーな計画を立てても約束だけして実行せずに終わるという事は多々ある。すぐ決めた方がいい。

 

初日は退勤後、お互い都合の良いエリアにあるカフェで行った。

まだそんなに親しい間柄ではないからと同僚を連れていったのだがこれは失敗だったと思う。

楽しくはあったが、比較対象が居ることによって元から無い自信がより無くなってしまいだんだん声は小さく発音も弱くなる。

それに単純に人数が増えた分勉強できる時間も減る。

 

それ以降はマンツーマンで、お酒も置いているカフェの利用を固定とした。

お酒が入ると変な力が入り辛くなり積極的に取り組める。居酒屋さんでは騒がしいのでカフェがいい。

なお、会での彼の食事代は全て私が持ちだ。

最初のうちは彼は財布を出そうとしていたが、私が教える側になった際には逆にごちそうしてください、という形で落ち着いた。

勉強会終了後すぐ次の実施日を決めた。

次が確定していれば、だらけずに自習もしやすい。

 

勉強内容と目標、お礼の有無、食事代、日程。

これらは先の中国人の知り合いに先生役をお願いした際に躊躇していた理由であった。

新しいことへの苦手意識は自分のプライドの高さが問題だと思っていたが、それよりも人に頼ってはいけないという気持ちが強いことが原因だと感じた。

  

彼は全くと言っていいほどできなかった私に根気良く付き合ってくれている。しかも上手く話せたら褒めてくれる。ありがたい。

過去にも中国語の勉強を教えた人がいたそうだが、続けられているのは私だけらしい。

すぐ止めてしまった中には、頼ることを遠慮した人も居たかもしれないし、私もそうなっていたかもしれない。

しかし少し残念そうな彼の様子を見て、不要な気遣いなのかなと思った。

 

最後に勉強の成果だが、

教わる前は多少の文章の読解と、「身体の調子はどうですか?」(你身体好吗)

が必死な気持ちで言える程度だったのが、

旅行先ではなんとか自分の買い出しができる程度となっていた。

街中を歩いていると耳に入ってくる言葉が中国語であるということが分かることだけでも嬉しかったし、少しでも理解できるのも面白かった。

ついでに毎日勉強するクセもついた。

 

上海にも台湾にも行きたいし、最近中国語検定にも興味が湧いている。

いつか本当に教室に通う事も考えているが、彼にもうしばらくお願いしたいと思う。

 
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